ことの庭の原点にそっくりの絵本があります。
「習いごとが将来に与える効果」より一部抜粋致します。
習いごとの種まきは大人にしかできません。 幼いころに大人がどれだけ種を蒔いてあげられるか。
種を蒔くのは大人。 しかし、折角出た芽を潰したり枯らしたりするのもまた大人であるということを、私たち大人は肝に銘じておかなければなりません。蒔いたら責任を持って、きちんと水を与えてあげたいですね。
子どもたちが、たくさんの種から芽を出し、力強い根をはり、一つでも蕾を作れれば、きっと自分で花を咲かすことができるでしょう。
ことの庭は、みなさんが種を蒔く「庭」でありたいです。
種から芽を出し、挫折にもへこたれないような根をはるお手伝いを、これからも続けていきます。
このブログを書いて半年後、たまたま書店で一冊の絵本を手に取りました。
それが、『たねとねっこ』です。
同時に蒔かれた2つの種のうち、1つの種は先に芽を出し、ぐんぐん伸びてお花も咲いています。
しかし、その隣のもうひとつの種はなかなか芽が出ず、種は「どうしたら隣の種みたいにお花を咲かせられるのだろう」と考えました。すると種のねっこが、頑張って長く深く伸び…いつの間にか隣の種の何倍ものねっこの長さになり…!?
あまりにもことの庭の考えと似ていたので、
この本との出会いをSNSで載せたところ、作者のおおたじゅんこ様が見てくださっていたというご縁があり、リニューアルオープンの際、ことの庭に通塾の生徒さんにプレゼントができるようにと本の寄贈をしてくださいました。
子育て中の保護者様に
勉強や習いごとにつまずいたり悩んでいる子どもたちに
届けたい一冊です。